【Revit】集計表の活用事例・活用アイデア
■ Revit集計表の活用事例
① 数量拾い・積算作業の効率化
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ドア・窓・家具などの設計部材の数量を自動集計
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材料(コンクリート、鉄筋など)の体積や面積を自動で拾い出し
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単価パラメータを使い、概算費用を算出
② 設計チェック・品質管理
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未入力項目の抽出(例:仕上未設定、型番未記入など)
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サイズや仕様のばらつきの検出(例:同じ部屋タイプで異なるドアサイズがある)
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名前のルール・命名ミスの発見(例:「W-01」と「w01」が混在)
③ 図面情報との整合性チェック
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図面上のタグと集計表の情報を突き合わせて整合性の確認
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タイプ記号・識別番号・面積などが図面と一致しているかを一括でチェック
④ 工事フェーズごとの進捗・差分管理
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計画・実施・竣工図などのフェーズごとに部材を集計して比較
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工事進行による数量の変動確認・記録
⑤ ファミリ・パラメータの整理
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使用中のファミリやタイプの一覧を出してモデリングのバラつきを発見
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使われていないパラメータの確認、不要なタイプの整理
⑥ 他モデル・外部リンクの集計
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リンクされたモデル内の要素(例:構造モデルの柱・梁)もカテゴリごとに集計
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設備や構造との整合性チェックや数値比較
■ アイデア寄りの活用法(応用例)
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発注書のベースとしてエクスポート(CSV)
→ Excelと連携してそのまま見積書や部材表に使う -
モデル完了チェックリストとして活用
→「入力済み」「未入力」などのパラメータを表示してチェック表として利用 -
表示フィルターと組み合わせて、モデルの完成度を可視化
→「色付き集計表+ビュー」を連携させて、どの要素が未入力かを視覚化
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