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【Revit】Dynamoの概要と画面構成

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Dynamoとは? Autodesk社のBIM/CIMツール向けに開発されたビジュアルプログラミングツールで、ノード(命令が書かれたパーツ)をつなげることで、プログラムを組むことが可能で、プログラミングの知識がなくても、自動化やデータ処理、ジオメトリの作成ができます。 Dynamoでできること できること 詳細 モデリングの自動化 壁、柱、床、天井などの一括作成・変更 パラメータの一括編集 複数要素のサイズや設定を一度に変更 ビュー・シートの自動作成 図面のビューやタイトルブロックの自動配置 ファミリの管理 ファミリのパラメータ変更や配置を自動化 データのインポート/エクスポート ExcelやCSVとのデータ連携 計算・分析 部屋面積や体積の計算、自動で結果をリスト化 パラメトリックデザイン 数値変更で形状が変化するデザイン作成 繰り返し作業の簡素化 同じタイプの部品を効率よく配置・修正 ジオメトリの生成 複雑な形状や構造の作成 Dynamoの画面構成 構成要素 説明 ①ノードワークスペース (Workspace) プログラムを作成する作業エリア。ノードを配置して接続し、処理の流れを構築。 ②ノードライブラリ (Library) 利用可能なノードの一覧。カテゴリごとに整理されており、検索機能もある。 ③検索バー (Search Bar) ノードライブラリ内で必要なノードを素早く検索できるフィールド。 ④インスペクターパネル (In...

【Windows11】夜間モードの紹介

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 Windowsの機能の夜間モードについてご紹介します。 夜間モードとはブルーライトの量を減らし、眼精疲労を軽減させる機能になります。 ブルーライトとはデジタル機器の液晶画面やLED照明などに見られるまぶしい青色の光のことで、睡眠パターンを乱して体内時計の自然なリズムを狂わせることが知られています。 睡眠の質を高めるために夜間はデジタル機器の使用を控えることが一番ですが、 パソコンを使用する場合は夜間モードを使用しブルーライトの量を軽減しましょう。 【設定方法】 1.タスクバーのWindowsマークを選択→歯車マークの『設定』を選択。 2.『システム』→『ディスプレイ』の順に選択。 3.『明るさと色』欄の『夜間モード』を選択。 4.強さを調整し上記画面の『夜間モードのスケジュール』をオンにし、時間を設定します。 以上となります。 デメリットとしては青系統が少なくなるため、色の判別が難しくなります。 睡眠の質が気になる方は是非お試しください。

【ARES】寸法の位置を一括選択して元の位置に戻す方法

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図面の尺度変更を行う際に寸法スタイルを変更した際、下図右のように寸法の文字位置がばらばらになってしまう。 そうした際に、『RESETDIMENSIONTEXT』と入力し、元の位置に戻したい寸法を選択し『enter』を入力すると、下図右のように寸法スタイルで設定されている元の文字位置にリセットされる。

質の高い睡眠を目指す(2)~普段眠れない方、満足した眠りができていない方へ~

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~ 質の高い睡眠を目指す(1) からの続き~ 睡眠は心身の健康にとって非常に重要です。 質の良い睡眠をとることで、身体の回復や記憶の定着、免疫機能の向上、感情の安定など多くのメリットがあります。 睡眠には「深い眠り」と「浅い眠り(レム睡眠)」のサイクルがあり、これがバランスよく繰り返されることが大切といいます。 レム睡眠とノンレム睡眠は、睡眠の二大サイクルであり、それぞれに異なる特徴と役割を持っています。 ■レム睡眠(REM睡眠: Rapid Eye Movement) レム睡眠は、目が急速に動く「急速眼球運動(Rapid Eye Movement)」が特徴で、脳が活発に働く睡眠段階です。 この時期には、夢を多く見ることが知られています。 脳が活発に働く 脳の活動は、覚醒時に近いほど活発で、記憶の整理や情報処理が行われていると考えられています。 筋肉が弛緩している 体の筋肉は弛緩しておりほとんど動きません。この筋肉の抑制がないと、夢の内容に合わせて体が動いてしまうことがあります。 *弛緩(しかん):ゆるむこと。たるむこと。 夢を見る レム睡眠中に見る夢は、現実に近い映像や感覚を伴うことが多く、はっきりと覚えていることがあります。 感情の処理も行われていると考えられます。 覚醒しやすい レム睡眠中は脳が活発なので、このタイミングで目が覚めることも多いです。 レム睡眠から覚醒した際は、比較的すっきり起きやすいことが知られています。 サイクルの終盤に出現 レム睡眠は、睡眠サイクルの中で後半に多く出現し、朝方に長くなる傾向があります。 ■ノンレム睡眠(Non-REM睡眠) ノンレム睡眠は、レム睡眠とは対照的に、脳が休んでいる状態の睡眠です。 ノンレム睡眠はさらに4段階に分けられ、その深さによって異なる特徴を持ちます。 ノンレム睡眠の段階: ・ステージ1(入眠期) 眠りの浅い段階で、寝落ちする瞬間です。 目が覚めやすく、ちょっとした音や刺激で目が覚めることがあります。 ・ステージ2(浅い睡眠) 体温や心拍数が下がり、体が少しずつリラックスする段階です。 まだ浅い眠りであり、音や動きで覚醒することもあります。 ・ステージ3・4(深い睡眠・徐波睡眠) 「深い眠り」と呼ばれ、脳が最も休んでいる状態です。 この段階で脳は休息し、体の修復や免疫機能の向上が行われます。 成長ホルモンもこ...

【Revit2022】モデルの開口・切断方法いろいろ (ボイド・開口・切欠き・切り取り等)

モデルの開口・切断方法は大きく2パターン ファミリに開口(穴)を空けたり切断する方法は大まかに2パターン、ツールを使用する方法と、ボイドファミリを使用する方法とがあります。 すべてのファミリにツールが使えるわけではなく、ファミリのカテゴリによって開口や切断ができるもの・できないものがあります。 (残念ながら、下記に示すツール適用可能なファミリカテゴリ以外のものはそもそも開口や切断ができなかったりします) また、上記2つのパターン(ツールを使用する方法と、ボイドファミリを使用する方法)それぞれでも、カテゴリによりできるもの・できないものが異なります。 そのため、開口や切断したいファミリのカテゴリや、どの部分にどのような形状で適用したいかによって、使い分けが必要です。 では、それぞれの開口・切断方法の特徴を詳しく見ていきましょう。 1. ツールを使用する ●開口(開口部ツール) 「建築」タブ→「開口部」のツールを使用してファミリに開口をあける方法。 開口の作成や修正が容易で、複製もできるので利便性が高いが、適用できるファミリカテゴリはあまり多くない。 また、作成した1つの開口を複数の異なるファミリに適用することは基本できない。(※「シャフト開口部」で床・天井・屋根に吹抜けを設けることは可能) <開口部ツールが適用可能なカテゴリ> 壁 窓やドアのような開口を作成可能。 床 床に直接開口を作成(階段や吹き抜け用など)。 天井 ダクトや設備機器の開口を設置可能。 屋根 天窓や通気口用の開口を作成可能。 構造柱 柱の一部に開口を作成可能。 構造梁 梁に対して配管やダクト用の開口を設置可能。 ブレース 斜めの構造ブレースにも開口が適用可能。 <注意点> 開口ツールの特徴:  開口の形状を後から簡単に修正可能で、複製も容易。プロファイル編集でも開口は可能だが、開口ツールを使用したほうが編集はしやすい。 ●切断(ジオメトリの切欠き・切り取り・結合ツール) 〇切欠き 鉄骨梁や鉄骨柱の接合部に切り欠きを追加する。 〇切り取り 共通の面を持つ 2 つ以上のホスト要素の包絡処理をする。 下記の要素同士で適応可能。 地形ソリッド 床、天井、屋根 スラブ ハンチ 鼻隠し、樋 軒裏 壁 壁の造作材 構造基礎 マスのボイド フォーム ジオメトリを切り取るのにソリッドを使用すると、重なっている...

【ARES】重なった線を1つにする方法

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下図右の線は左の線を重ねた線となっておりこちらで試してみます。 コマンドプロンプト『overkill』と入力する。 その後線が重なっている箇所(右側の線)を一括で選択し『enter』を入力。 そうするとどの程度重なった線を削除するか設定する画面が出てくるので、 設定しOKをクリックする。(今回はすべてにチェックを入れる) OKをクリックすると下図の右の線のように一本の線だけが残る。 (一番長い線のレイヤーで残る) それぞれの線の長さが違う状態で全てと重なる線がない場合は、下図のように 表示順序が一番前のレイヤーで結合され一本の線となります。 図面を作図していく上で線の重複が多くなりデータが重くなってしまった際に、 便利なコマンドです。 ポリラインのチェックを外せば、面積・ハッチング用の線は結合されずに残ります。 ※AutoCADでは線が微妙にずれていた際にどの程度まで結合するか、設定が可能だったりします。

【Windows11】便利なスナップウィンドウ機能の紹介

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 Windows11の新機能スナップウィンドウ(画面分割表示)についてご紹介します。 複数のウィンドウを開き作業をしているとウィンドウ毎が重なってしまったり、 1画面ではデータの見比べに不便な時に画面分割し表示することができるスナップウィンドウが便利です。 【使用方法】 分割表示したいウィンドウの上部のタイトルバーをクリックし、画面上部へドラッグします。 すると画面上部にグレーのバーが表示されます。 表示されたバーにマウスを移動すると分割ウィンドウのレイアウトが表示されます。 配置したいレイアウトを選択し、残りの画面に表示したいウィンドウを選択すれば分割完了です。 また、分割したいウィンドウを最大化した状態でWindowsキー+矢印キーでも分割することができます。 【Windowsキー+←】 画面左側に分割 【Windowsキー+→】 画面右側に分割 【Windowsキー+↑】 画面上部に分割 【Windowsキー+↓】 最小化